7.中華まん

世間一般的なクローン病の制限があり、そこから考えた自分なりのポリシーがある。そしてさらに、個々の食品について自分基準があったりする。時にあいまいな特例とか例外とかは、気楽に続けるためには必要なものじゃないだろうか(自己弁護w)。

というわけで、ブログに出てきたものについて順に書こうかと。

今日は「中華まん」について。

関西の人間にとって、豚まんというのは非常に重要な食べ物です。というより、今の日本人にとって…と範囲を広げても、中華まんというのは非常に親しみのある食べ物になってしまってますね。しかし、豚まん(もしくは肉まん)は豚肉が使われており脂肪分もあるので、クローン病の食事制限をしてからはほとんど食べてません…どうしても中華まんが食べたいときでも、あんまんで我慢するていど…

しかし世の中には、魚介類などで作られた変わった中華まんも存在するのです。ここ最近、デパート物産展などで実際にそういったものを続けて食べる機会に恵まれたので、比較記事などを書いてみようと思います。三浦市三崎の「とろまん」、日本橋にんべんの「かつおまん」、佐賀県呼子の「いかまんじゅう」です。

まず豚まんの脂肪分データなんですが…
★蓬莱の豚まん(125g)脂肪分:10.3g(豚脂、ラード、植物性脂肪、ごま油)
★食品成分データベースの肉まん(100gあたり)脂肪分:4.4g(ほぼ豚肉由来でしょう…)
このようになってますが、食品成分データベースの値はあまりアテになりませんね。メーカーによって店によって肉の量が変わるでしょうし、4.4gは比較的低いほうの数値ではないかと…。
でも、蓬莱の豚まん1つ食べても10gていどなんですね…ちょっとびっくり。肉の部分は結構少ないからということですかね。へたな菓子パンを1つ食べるほうがよっぽど危険?


三浦市三崎「とろまん」(重さ不明)脂肪分:不明(サラダ油、ごま油)
街おこしで開発されて有名になったマグロの中華まんです。肉や豚脂は原材料欄には記載されていませんが、上記のように植物性の油は使われています。肉の部分はマグロと野菜です。大豆タンパクは使われてません。

非常においしいです。電子レンジ調理と格段に旨さが違うので、ぜひ蒸して食べたいところ。たまに旨いものを食べるときは手間をかけよう(笑)。脂肪分はひょっとしたらそこそこあるのかも…
冷凍品は5個で1050円(通販)。送料を考えると高くなりますが、東京神田にある三浦市のアンテナショップでついでに買える人はぜひ。


日本橋にんべん「かつおまん」(80g)脂肪分:不明(植物油脂、ラード)
鰹節のにんべんでこんなものを作ってるとは知りませんでした。肉は原材料欄には記載されてませんが、饅頭の皮にラードを使用してるようです。肉の部分はかつおフレークと野菜です。大豆タンパクは使われてません。

ほかの2つに比べて若干小さいです。おいしいのはおいしいのですが、ツナ缶っぽさを感じてしまうので豚まんを食べたという満足は低め。脂肪分は比較的少なめだと思われます。
冷凍品は5個で905円(通販)となってますが、物産展に出てたものはもっと安かったですね。日本橋のにんべん本店では売っていると書かれてたように思いますが確認してません…。トマトチーズ味もあります。


佐賀県呼子「いかまんじゅう(白)」脂肪分:8.8g(植物油脂、粉末油脂)※黒もありますがそちらは7.9g
いかしゅうまいで有名な萬坊の製品。こちらは栄養成分表がありました。肉や豚脂は原材料欄には記載されていません。肉の部分は、いか、ほたて、魚肉(たら)、大豆タンパクです。これもおいしい。とろまんよりは若干、魚介類だなという感じがします。イカのコリコリした歯応えがあります。表示からすれば肉まんよりも脂肪分は多いかもしれません。ちょっと割るのに失敗した感の写真ですが…

冷凍品は10個で2100円(通販)。物産展やデパートの取り扱い店など、萬坊の製品は買える機会が多いと思いますが、いかまんじゅうが全ての場所で買えるかどうかは確認してません。物産展だと1個から買えたので、たまの機会に買って食べるぐらいがちょうどいいかな…と思います。

一応、通販のデータをリンクしときます。
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